『洞窟ぼうけん団』は、地下に広がる洞窟を掘り進めながら、モンスターと戦い、自分だけの地下世界を発展させていくシミュレーションゲームです。
このゲームで特に面白いと感じたのは、朝と夜で活動するメンバーが変わるところです。朝は採掘メンバーが洞窟を掘り進め、夜になると冒険者たちがモンスターとの戦いに向かいます。
掘り進めた場所を安全にして施設を建てたり、仲間を増やしたりしながら、少しずつ洞窟が広がっていく様子を楽しめます。
また、仲間にしたモンスターを育成したり、遠征に送り出したりできるなど、開拓以外にも楽しめる要素があります。
一方で、ゲームの説明が分かりにくいところや、メニュー操作で気になる部分もありました。
今回は、実際に『洞窟ぼうけん団』を遊んで感じた魅力と、気になった点を紹介します。
『洞窟ぼうけん団』はどんなゲーム?
地下洞窟を掘り進めて発展させるシミュレーション
『洞窟ぼうけん団』は、地下に広がる洞窟を開拓していくカイロソフトのシミュレーションゲームです。
洞窟を掘り進めると、新しい場所や資源が見つかります。モンスターがいる場所では冒険者たちが戦い、危険を取り除いた場所を少しずつ発展させていきます。
安全になったフロアには施設やお店などを建てることができ、洞窟の中に人が集まる場所を作っていけるのも特徴です。
最初は限られた範囲しかありませんが、採掘と開拓を繰り返すことで、地下世界がどんどん広がっていきます。

朝と夜で活動内容が変わるゲームシステム
本作で特徴的なのが、朝と夜で活動するメンバーが変わることです。
朝になると採掘メンバーがブロックを掘り進めたり、施設を建設したりします。そして夜になると冒険者たちが活動を始め、洞窟に現れるモンスターと戦います。

採掘によって行動できる範囲を広げ、夜の戦闘で安全を確保するという流れが基本になります。
採掘と冒険が交互に進んでいくため、一般的な街づくりや経営シミュレーションとは少し違った感覚で楽しめました。
『洞窟ぼうけん団』を遊んで感じた魅力
自分で掘り進めた洞窟を発展させていく楽しさ
個人的に一番面白かったのは、自分で掘り進めた場所を少しずつ発展させていけるところです。
最初は何もない地下空間でも、採掘を進めて安全を確保すれば、施設やお店を建てられるようになります。
どこを掘り進めるか、どの場所に施設を配置するかを考えながら、少しずつ洞窟を作り上げていくのが楽しいです。

単に地下を広げるだけではなく、採掘した場所が人の集まる空間に変わっていくところにも魅力を感じました。
採掘と冒険が交互に進む新鮮なゲームシステム
朝は採掘、夜は冒険者による戦闘という仕組みが、本作ならではの面白さだと思います。
採掘メンバーが洞窟を広げている間に、夜の戦闘に向けた準備を進めるなど、それぞれの活動がつながっています。
掘り進めた先にモンスターが待ち構えていることもあり、開拓と戦闘の両方を楽しめます。
少しずつ行動できる範囲が広がっていくため、次はどこを掘ろうかと考えるのも楽しみのひとつでした。
仲間が増えて大人数になっていく面白さ
ゲームを進めると、冒険者やモンスターなど、仲間が少しずつ増えていきます。
最初は限られた人数で活動していますが、仲間が増えるにつれて大人数で冒険に出られるようになり、にぎやかになっていきます。

また、倒したモンスターを仲間にできるのも面白いところです。仲間にしたモンスターを活用しながら、戦力を整えていく楽しさもあります。
小さなキャラクターたちが洞窟の中を動き回る様子を眺めているだけでも、なかなか飽きませんでした。
仲間モンスターを育成して遠征に送り出せる
本作では、仲間にしたモンスターをモンスター牧場に配置することができます。

牧場に住んだモンスターは討伐に参加してくれるほか、捕獲した敵の受け取りにも関わります。
モンスターにはそれぞれレベルや能力値があり、アイテムを使って育成することもできます。仲間にした後も成長させていけるので、育成する楽しさがあります。

さらに、仲間モンスターを選んで遠征に送り出すこともできます。遠征先によって帰還までの時間が異なるため、どのモンスターをどこへ送り出すか考えるのも楽しみのひとつです。
仲間を集めるだけでなく、牧場に配置したり、育成したり、遠征に送り出したりと、モンスターを活用する遊び方が用意されているのも魅力だと感じました。
罠を仕掛けて盗賊団に備える楽しさ
洞窟を発展させていくと、宝を狙う盗賊団が現れることもあります。
そこで役立つのが、洞窟内に設置できる罠です。罠を配置しておくことで、侵入してきた敵の動きを妨害できます。

どこに罠を設置するかを考えるのも面白く、実際に罠が役立つと、うまく準備できたという達成感があります。
小さなキャラクターたちの動きを眺めるのが楽しい
本作では、採掘メンバーや冒険者、施設を利用する人たちなど、多くのキャラクターが洞窟の中を動き回っています。
それぞれが活動している様子を眺めていると、洞窟の中で生活や冒険が行われていることが伝わってきます。
施設が増えて人の動きがにぎやかになっていくのも、開拓を続ける楽しさにつながっていました。
『洞窟ぼうけん団』で気になった点
説明が少なく、ゲームの進め方に迷うことがある
独自性のあるゲームで面白い反面、システムや進め方についての説明が分かりにくいと感じる場面がありました。
何をすればよいのか、どの機能を使えばよいのかがすぐに理解できず、手探りで進めることもあります。
ゲームの仕組み自体は面白いだけに、もう少し丁寧な説明や案内があれば、初めて遊ぶ人にも分かりやすくなると思いました。
メニュー周りの操作が少し使いにくい
遊んでいて気になったのが、メニュー周りの操作です。
確認したい情報や使いたい機能を探すときに、少し分かりにくさを感じることがありました。
ゲームを進めるうえで何度も利用する部分なので、もう少し直感的に操作できれば、さらに遊びやすくなりそうです。
仲間や装備品の入手に運の要素がある
冒険者や助っ人モンスター、装備品などを集める際には、ランダム要素があります。

狙った仲間や装備品がすぐに手に入るとは限らないため、欲しいものを集めるには運も関係してきます。
こうしたランダム要素を楽しめる人には合いそうですが、自分の狙いどおりに仲間や装備をそろえたい人は、少しもどかしく感じるかもしれません。
後半の遠征では敵がかなり強くなる
ゲームが進むにつれて、遠征先に登場する敵も強くなっていきます。
後半になると、敵の強さがかなり上がり、仲間をそろえるだけでは厳しいと感じる場面もありました。

私の場合は、アイテムを使って能力を補強することも重要だと感じました。遠征を進めるには、仲間の育成だけでなく、アイテムなども含めた準備が必要になってきます。
『洞窟ぼうけん団』はこんな人におすすめ
『洞窟ぼうけん団』は、次のような人におすすめできるゲームです。
- 採掘や開拓を繰り返して、自分だけの空間を作るのが好きな人
- 経営や施設づくりを楽しみたい人
- 仲間を増やしたり育てたりするのが好きな人
- 小さなキャラクターたちが動き回る様子を眺めるのが好きな人
- 自分のペースで少しずつゲームを進めたい人
一方で、ゲーム内の説明が少ないと感じる人や、メニュー操作の分かりやすさを重視する人は、最初に戸惑うかもしれません。
それでも、採掘・戦闘・開拓を繰り返しながら地下世界を大きくしていく楽しさは、本作ならではの魅力だと思います。
まとめ
『洞窟ぼうけん団』は、地下洞窟を掘り進め、モンスターと戦いながら自分だけの地下世界を発展させていくシミュレーションゲームです。
朝と夜で活動するメンバーが変わる仕組みや、採掘した場所に施設を建てていく楽しさなど、ほかの経営シミュレーションとは違った面白さがあります。
仲間モンスターを集めて育成したり、遠征に送り出したりできる点も魅力です。
説明の分かりにくさや操作面で気になるところはありましたが、少しずつ洞窟が広がり、仲間が増えていく過程は夢中になって遊べました。
採掘や開拓、仲間集めをじっくり楽しみたい人には、一度遊んでみてほしい作品です。
『洞窟ぼうけん団』の評価
実際にプレイした感想をもとに、5つの項目で評価しました。
| 評価項目 | 点数 |
|---|---|
| 完成度 | 3/5 |
| 敷居の低さ | 2/5 |
| 独自性・定番性 独自性が魅力 | 5/5 |
| 育成・発展要素 | 3/5 |
| 遊びやすさ・快適性 | 2/5 |
評価のポイント
- 完成度(3/5)
採掘・戦闘・洞窟の開拓・施設づくり・モンスター育成など、複数の要素が組み合わさった魅力的なゲームです。しかし、説明不足やUIの使いにくさなど、全体的に粗さが目立ちます。改善されれば、かなり良いゲームになると思います。 - 独自性・定番性(5/5)
- 地下洞窟を掘り進めながら、採掘・戦闘・施設づくりを楽しめる独自のゲーム性が非常に魅力的です。朝と夜で活動内容が変わる仕組みも新鮮で、ほかの作品にはない面白さがあります。
- 遊びやすさ・快適性(2/5)
メニュー周りの操作が分かりにくく、必要な情報や機能を探す際に使いにくさがあります。ゲーム全体の説明も不足しており、快適に遊ぶには改善してほしい部分が多くあります。
当ブログのゲームレビューでは、独自の評価基準を設けています。評価項目や採点方法については、以下のページで紹介しています。